帰国子女の編入規定

本校では、海外に在留する日本人の子女が日本に帰国して中学校または高等学校に編入を希望する「海外帰国子女」の編入を下記要領にしたがって受け入れています。

1.対 象

海外の中学校または高等学校に1年以上在籍し、学年終了時および学年途中で、日本への帰国にともなって国内の学校への編入が必要となり、本校への編入を希望する子女。
海外で在学した学校としては、在外日本人学校・現地校・インターナショナルスクールの別は問わないが、国内の中学校、高等学校に相等する学校として公に認められた教育機関であること。

2. 編入の受け入れ時期

編入生を受け入れる学年は、原則として本校中学1年より高校3年の学年始めまでで、その学年の定員に余裕がある場合に限る。 また、年間での編入時期は、随時。但し、中3次の9月より3月の編入を除く。

3. 編入生の条件

  1. 本校の建学の精神および教育方針を理解したうえで、本校への編入を強く希望する者。
  2. 本人や家族のもつ特定の宗教や信条によって本校の教育活動の一部を忌避することのない者。
  3. 6カ年一貫教育もしくは高校のカリキュラムを修得するのに必要とされる基本的な学習能力を備えている者。

4. 編入を希望する際の手続き

  1. 本校が定める「編入願い」に次の書類を添えて提出する。
    1. 本人が所属した日本人学校または現地の学校あるいはインターナショナルスクール等の発行する、履修・修得科目の単位数や学習状況を証明する書類。
    2. 海外校での在籍及び就学期間を証明する書類
    3. 検定料 15,000円
    ※ 学校によって発行されない場合は配慮する。
  2. 本校が指定する日時に、学力検査および面接を受験する。
    1. 学力検査の科目は、原則として、国語・数学・英語の3教科。
    2. 面接は、本人との面接と、保護者(父または母)との面接の両方を行う

5. 編入後にかかる経費 (生徒募集要項参照)

  1. 編入時納入金(入学金・施設充実費と同額)
  2. 指定品購入費
  3. 授業料等校納金
  4. 旅行積み立て等学年費

6. 編入後の指導

原則として、一般生徒と同じ扱いである。
ただし、すぐに通常の授業を受けるのが困難と判断される場合には、その教科や学校での日常生活について配慮をする。

7. 特 例

本校の中学校入学試験の直前に海外より帰国した児童が入学試験を受験する場合について、帰国前の海外での生活が連続3年以上にわたる児童については、試験結果の判定には一般の児童と別の基
準を適用して考慮する。